2013年08月13日

深闇のセレファイス

 ごきげんよう、桜井です。
 C84ではサークルにおいでいただきありがとうございました。
 本ブログにて告知できず、申し訳ありません。
 次回C85も申し込みますので、受かりましたらまたよろしくお願いいたします。

 今回は、当日配布用のペーパーを用意していました。
 こちらを以下に掲載いたします。
 配布ぶんに少し書き足していますので、当日お手にされた方もぜひお楽しみ下さい。
 それではまた。

 (↓こちらになります↓)


深闇のセレファイス 〜What a beautiful apocalypsis〜

 時に、西暦一九○八年──
 我々の知るものとは異なる歴史を歩んだ世界。
 我々の見たものとは異なる物語を選んだ世界。
 あらゆる邪悪を凝集させた超国家間巨大組織《結社》こと《西インド会社》の最終計画によって、欧州は、否、地球全土には巨大にして超大な未曾有の危機が迫っていた。
 すべては一八六六年における《結社》の大敵ニコラ・テスラの死より始まった。
 このままでは世界は崩壊の一途を辿るだろう。

 しかし──
 此処に、邪悪に立ち向かう勇士の一団が在った。
 無辜の人々を襲う悪逆と不正に立ち向かう、最後の《希望の砦》!

 彼らを率いるのは黄金の輝き纏いし仮面の戦士!
 彼の名は、並ぶものなき《黄金王》──クリスチャン・ローゼンクロイツ!!



■登場人物(希望の砦)

クリスチャン・ローゼンクロイツ

 世界最後の希望。黄金の仮面を纏う最強の科学者。
 邪悪なりし《結社》に立ち向かう《希望の砦》を率いるリーダーであり、時にその知略で、時にはその最強の科学力を以て邪悪に相対する。誠実な人格と強靭な精神は、仲間たちの信頼の源である。
 過去には《結社》に属し、邪悪の計画の一端を担っていたこともあるが、一八六六年のテスラの死によって正義の心に目覚め、世界を救うため立ち上がった。
 その正体は正しく人間ではなく、遙かなる太古の『地球人』であった《イースの偉大なる種族》のひとり。鐘にも似た甲殻生物形態が彼の真の姿だが、それを知る者は《希望の砦》の中でただひとりだけであるという。
@「私は、悪なる《結社》を許しはしない!」
@「断罪されるのは貴様だ、邪悪なりしマギ!」
@「……テスラ。お前がいれば何と言っただろうな」

メアリ・クラリッサ・クリスティ
 マルセイユ洋上学園都市の学生。いずれ《希望の砦》の一員となる。
 奇跡的に《結社》の魔手が及ばず平穏を保っていた学園都市(実は学園都市は才能を持った者を守るためにローゼンクロイツが設立した《希望の学園》である。ローゼンクロイツは陰ながら『学園長』として10万学生を守っている)にて次々と起こる殺人事件の犯人を突き止めることで、結果的に《希望の砦》に協力。
 その才能をローゼンクロイツに見込まれ、参謀役として仲間に加わる。
 その後、ローゼンクロイツの加護を受けて運命介入の異能を有する。

ケルカン
 氷を操る異能者。一応は《希望の砦》に所属しておりローゼンクロイツにも一目置いてはいるものの、基本的には傭兵としての参加に過ぎない。世界の滅亡も、希望も、彼には関係ない。目的はひとつ。妹を殺した《結社》の魔人への復讐。
 メアリに妹の面影を感じ、密かに見守るようになる。


アナ
 異境砂漠の血を引く女兵士。《希望の砦》の一員。
 ローゼンクロイツの理想に共鳴した両親によってマルセイユ洋上学園都市に身柄を預けられ、少女期を過ごした(両親はその後《結社》の工作で殺害された)。
 その身体はインガノック・テクノロジーと呼ばれる機械技術によって強化されており、更にはローゼンクロイツから《加速》の加護を受け、文字通り最速の戦士として《結社》に立ち向かう。
 拳銃を基本としたガンフー(銃器格闘術)によって敵を倒す。
 夢見がちなアスル少年のことが嫌い。


アスル
 《希望の砦》の一員である少年。優秀な整備士であると同時に優秀な戦闘用飛空艇乗りでもある。《希望の砦》の母艦である大飛空艇ディユ・メシャンの大機関室が彼の主な仕事場となる。
 偶然、マギの養女であるセルラ・ダ・ヴィンチ(本名セルラ・ブリート。後天性の双眸黄金瞳であり、大機関ヒュブリスの起動鍵となるべくしてマギによって幼くして誘拐され、洗脳を施されている)と出逢い、恋に落ちることになる。


ジャンヌ(ヒルド)
 炎熱を操る異能者。剣士でもある。
 元はローゼンクロイツと同じく《結社》幹部だったが、彼の理想に共感し、現在では《希望の砦》の一員として活動している。ローゼンクロイツが誰よりも信用する『右腕』である。
 アスル少年を弟や子のように可愛がっている。
 あまり学園都市にはいないが、いる時は『教頭先生』として振る舞っている。


イル
 老師。《希望の砦》の正規メンバー数十名の精神的支柱。
 異境から訪れた大猫型の獣人であり、剣の達人。
 マギの正体と真の目的に気付いていると言われるが、正確には不明。


■登場人物(西インド会社)

マギ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
 世界最高の悪。地球人類への断罪を決めた裁定者。
 一八六六年より、恐るべき超国家間巨大秘密結社《西インド会社》こと《結社》の総帥代行となった男。
 世界最高の大碩学にして、最古のそれでもあるという。聖書に記載された『東方の賢者』のひとりこそが自らであるとして、最後のマギを名乗る。
 人類の手によって成し得る、もしくは成し遂げられた『すべて』を操る。異境カダスの果てに眠る超古代の大機関ヒュブリスを入手し《大数式》を発動させることで世界の『書き換え』を行おうと目論んでいる。
@「諸君。裁定の時間だ」
@「ネガアトランティスの浮上は順調だ。極東及び北新大陸西海岸の消滅まで、
残り三時間。さて《希望の砦》の諸君、きみたちはどこまで抗うことができるかな」
@「我が《偽神》に相対することができるのは今は亡き雷電王ただひとり!」


十字騎士ツァラトゥストラ
 《結社》の魔人。彼の手による強力なメスメル暗示は先進各国の一個師団を容易く『殺し合いによる壊滅』へと追い込むことができるという。誰よりも理性的な《結社》幹部であり、他の魔人たちを諫める一面も。
@「御前である。控えよ」


ゲオルギウス
 《結社》の魔人。異境カダス出身の男であり、生来の優秀な頭脳と大脳変異によって《結社》最強の現象数式使いとなった。文字通りの最強。現象の支配者。およそ彼に勝ち得る魔人はマギ以外にはいないだろうと囁かれている。
 黒猫型と人間型を使い分ける影人間を常に侍らせて「アティ」と名付けている。


アステア
 《結社》の魔人。黄金瞳を備えた《結社》最強の剣士にして特殊戦闘機乗り。きわめて強力な碩学式戦闘機を操り、ただひとりと一機のみで合衆国陸軍を壊滅させた。
 白き死の仮面を発現させている。


コーネリア
 《結社》の魔人。バベッジ・マシンを改造した碩学式殲滅飛空艇を自在に操る特A級の飛空艇乗り。これまでに二〇の都市を破壊し尽くした。
 アステアの恋人であり婚約者。
 愛称はコニーだが、そう呼ぶのはアステアのみ。
 異境カダスの固有人種であるプセールを異常なほどに憎んでいる。


カシム
 《結社》の魔人。基底現実に有り得ざる身体能力によって敵を圧倒する。三本の腕を持ち、三本の魔刃を操るという。
 異境砂漠の出身者であり、幼少より地獄の迷宮で延々と戦い続けてきた。感情を殆ど失っており、冷徹な殺人機械として《希望の砦》をおびやかす。

 

■登場人物(その他)

ミスター・ヴァイスハウプト
 何処の勢力にも属さない碩学。前世紀末にマギの破壊兵器である《偽神》を目撃した影響で半ば以上発狂している。独立研究所を有し、血塗られた狂気の研究を続けた結果『マキナ』を作り出した。


リリィ
 空の果てから飛翔する『地下鉄』に乗って訪れた少女。
 ローゼンクロイツの窮地を一度だけ救い、ひとつの言葉を彼にもたらすも、以後の消息は不明。(飛翔の地下鉄によって何処かへ消えた模様)
 本作における唯一の……

マキナ
 最後の可能性。
 能力に対して《希望の砦》や《結社》が付けた通称はザ・スチーム。
 ミスター・ヴァイスハウプトが発狂の末に導き出した「マギ抹殺」の回答であり、ニコラ・テスラの情報を基に組み上げられた合成人間である。正確には、一八六六年にテスラの死を導くこととなった少女スミリヤ(当時テスラと共に死亡)の情報子を培養した複製体『ニオファイト・N型』(通称ネオン)の卵子に対し、ニコラ・テスラに関する三十三の記憶情報/記録情報を投入することで生み出された。
 やがてローゼンクロイツの養子となり、最終決戦時には共にマギへ挑む。




(※ジョーク企画です。こういう企画はありません!)

posted by 桜 at 19:36| Comment(2) | SS
この記事へのコメント
今更ながら見事に釣られました。
Posted by みゃーこ at 2013年10月27日 16:41
手の込んだ手抜きを、、、、www
Posted by dekopon at 2013年11月17日 15:15
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